足立区生まれ。誰かに頼られる人になりたいと思っていた中学生のころ、喫茶店のマスターに憧れた。理由は、客から人生相談を受けているイメージがあったから。

高校生になって、ドラッグストアでアルバイトした時、お客さんの相談に親身に応じる薬剤師の姿を見て感心した。「薬剤師も頼られる人なんだ」と。ここで憧れの職業が、もう一つ加わった。

東邦大学薬学部に進学。大学時代、友人に「薬剤師が喫茶店マスターとなる『調剤喫茶』を開きたい」と患者との交流の場をつくる夢を語ったが、卒業後にいろいろな課題に直面した。

薬剤師国家試験に合格してからは、病院の薬剤部やさまざまな調剤薬局はもちろん、管理薬剤師も経験。

その過程で在宅医療を通じて、ガイドラインなど「正しい医療」と言われるものが必ずしもベストではないことを実感し、まんまる薬局へ。

まんまる薬局RWG青砥 石丸勝之