まんまる薬局では、在宅医療の現場で培った知見を世界にひらく取り組みとして、海外の薬学生との交流会を継続開催しています。初開催からの学びを重ね、参加型プログラムへと磨き込みを進めた結果、3回目は参加者14名と過去最大規模での実施となりました。
開催背景 ― なぜこの交流会を引き受けたのか
在宅医療に特化した当薬局の活動にご関心をいただき、このような思いもあったのでオファーを受けて開催にいたりました。
- 海外の学生・将来の医療者と関わり、少しでも幸せに貢献したい
- 私たちが現場で取り組んでいる在宅医療を、直接伝える機会になると考えた
- 英語での発信は初挑戦でしたが、組織としての新しい経験・成長にしたかった

初開催の手応えと課題
初回終了後は「やり切った!」という達成感があり、英語でも想いが伝わった手応えがありました。
また、海外でも少子化・高齢化は大きな関心事で、共通言語として議論が成立することを実感しました。一方で、登壇側の緊張もあり(日本語の勉強会でも手が震えるほどなので英語ではなおさら…という状況でした)、講義中心になりがちだった点を課題として認識しました。
この過程で、日本の高齢化の現状を改めて数字で調べ直す機会にもなり、自分たちの理解の再確認にもつながりました。
同時に、「もっとできるはず」という改善意欲が生まれた回でもあります。
「こっちが話す時間が多かった。参加国の医療を聞きながら双方向にできたら、在宅の良さがもっと伝わるはず」
3回目で実施したアップデート
1回目・2回目の学びを踏まえ、3回目は参加型を意識して以下を導入しました。
- 事前課題:海外の薬学生に「自国の在宅事情」をスライドで用意してもらい、冒頭で発表いただく
- 在宅疑似体験ワーク:社内イベントで培った手法を応用し、
「この写真のご自宅へ訪問したら、どこが気になりますか?」など、現場視点で考えるケーススタディを実施
この構成変更が好評で、参加者は1・2回目の各10名から、3回目は14名へ。
受け身ではなく、自分たちの現場を持ち寄って考える時間が増え、学びの深さが向上しました。
